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hug 2024

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hug 2024

抱きしめられるような背負い心地、中型セミフレームパック「hug」

スペック
【サイズ1】610g/37L
【サイズ2】630g/40L
【サイズ3】650g/43L
素材
本体 : ECOPAK EPX200
背面パネル : ECOPAK EPX200
フロント&サイドポケット : CORDURA500
底部 :CORDURA1000

理想のバックパック

バックパックはアウドドアギアの中でも特別な存在で、BACKPACINGという言葉の通りアウトドアを象徴するアイテムだ。長期にわたって世界を旅する人はBACKPACKERと呼ばれ、背中にはバックパックを背負っている。バックパックは自由の象徴でもあるのではないだろうか。バックパックに特別な思い入れのある人はたくさんいると思うけど、もちろん僕もその一人で、いろいろと試しながら、理想のバックパックを探し求めてきた。
山に行くようになる前は、国内外の街や、フェスティバル、パーティへの旅で主にバックパックを使っていたが、LCCをはじめ、移動コストがとても安くなっている大移動時代とも言える現代において、機内に持ち込みできるサイズのバックパックは重要なアイテムになっていると思う。僕自身2009年にグレゴリーのデイパック一つで1ヶ月間ヨーロッパを旅をした時に、荷物が小さく軽いことで、行動がこんなにも変わるのかと驚いた。空港で荷物が出てくるのを待ったり、荷物を駅などのロッカーに入れたり、一旦ホテルに荷物を置いたりする手間がないし、小さく軽い荷物だとフットワークが軽くなって旅の自由度が大きく上がる。バックパックをつくるなら、山の旅だけでなく海外を長く旅する時にも使えるものにしたいと思っていた。
山を歩くようになって、最初はフレームのあるバックパックを使った。初めて典型的なフレームのないULパックを背負って歩いた時には、正直背負い心地が悪くて、パック自体が重くても背負い心地のよいバックパックを使ったほうが快適に歩けると思った。でもULパックのシンプルさや、ウルトラライトの哲学的な部分にはとても惹かれていたので、フレームパックに負けないくらい背負い心地がよく、軽くて、シンプルで、山を旅する時はもちろん、街を旅する時にも使える理想のバックパックをつくりたいと考えた。それまでもこんなバックパックがあったらいいなぁと考えることはあったけど、実際に作り始めたのはifyouhaveをスタートした2014年からで、それから丸3年かかってようやく納得出来るバックパックを完成させることが出来た。日々バックパックのことを考え続け、いくつもの試作品をつくってテストし、何百項目もの修正を繰り返してようやく完成したhugは、僕にとってはまるで我が子のような存在になった。
最後に、試作品のテストに協力してくれた友人や、意見やアドバイスをいただたいた方々のおかげで最終的によりよい仕上がりになったことに本当に感謝している。ありがとう!

ULバックパックに感じた問題点とその解決策

RAY-WAY BACKPACKに代表される典型的なULパックの主な特徴は、1. 薄くて軽い生地、2. 背面のフレームがない、3. 雨蓋がなく、巾着で閉じる長めの吹流しとテープ一本締めのトップ部分、の3点だと思う。これらによって軽くなってはいるが、背負い心地は悪くなっていると感じたので、この3点を中心に解決策を考えることにした。

1.についてはバックパック本体の重さではなく、実際の背負い心地の良さを重視した。薄いナイロン生地はやわらかく伸びるので、中の荷物が揺れてしまい背負い心地が悪い。そこで生地に張りがあって伸びないX-PACを本体部分に採用した。X-PACにはパッキングのしやすさ、高い防水性という利点もある。

2.に関しては筒状にしたスリーピングパッドをフレーム代わりにしたり、背面パッドが柔らかい素材の場合、どうしてもパックが揺れ、後ろに引っ張られて背負い心地が悪い。いろいろなフレームや背面パッドをテストしてみて、やはり背面はある程度の硬さがあったほうが断然背負い心地がよいと分かった。最終的には、とても軽く、硬さがありながらも、背負っているうちに自然に背中のカーブに合わせて変形してくれるパッドを採用した。

3.については、吹流し部分の揺れがとにかく気になっていた。揺れる原因としては、吹流しに使われる薄いのナイロン生地はやわらかく伸びる素材だということ、テープ一本締めでは揺れに対してはそれほど効果がないことの二つがあると考えた。その対策として、前述したX-PAC生地をトップの吹き流し部分にも使い、トップのV字のショックコード+両サイドのショックコードの合計4本で、トップ部分を背中に引き寄せて揺れを減らす方法を考えた。これによって大幅に揺れを減らすことができ、バックパックが後ろに引っ張られる感覚もなくなり、背負い心地が格段によくなった。

hugとは

以上の3点に加えて、「背負い心地の秘密」で後に詳しく説明するショルダーハーネスやフィットコード等の工夫により、hug最大の特徴である抱きしめられているような背負い心地を実現出来た。結果としてフレームパックほど硬くはなく、フレームレスパックほど柔かくない、その中間のちょうどいい背負い心地になったと感じたので、セミフレームパック(半フレームパック)と呼ぶことにした。一見すると典型的なULパックのデザインだが、背負い心地はまるで違うという、UL not ULとも言えるような仕上がりになったと思う。

適材適所に生地を使い分けているので耐久性があり、全体のコンプレッションと外付けによる高い拡張性によって荷物の増減に対応できる。またショルダーポケット等のオプションによりユーザーに合ったカスタマイズもでき、ヒップベルトの有り無しどちらの場合も心地よく背負える設計になっていることなど、山への旅でも街への旅でも使いやすいバックパックになっていると思う。自然の中を旅するハイカーはもちろん、身軽に世界を旅するトラベラーにもhugをオススメしたい。

以上、ブランドサイトより引用。

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